裁量か自動売買か



FXの取引はとても簡単で、上がるのか下がるのかのどちらかを予測してポジションを取ります。
全てネットを通じて行なえますので、利用者はチャートを見ながらマウスをクリックするだけ。
とても簡単です。
ですので、注文をだす事は機械に任せることも出来ます。
ルールを数値化し、その命令どおりに注文を出したり決済したりするプログラムを作れば、全て自動で取引を行なってくれます。
これを自動売買といいます。
自動売買はとても便利で、ルールさえしっかりと作れば、あとは殆ど全ての事をパソコンが行ってくれます。
裁量トレードは、人間が判断するのでミスもありますし、感情に負けることもあります。
そのようなことは機械にはありません。
自分自身の判断ミスで損失をだす人ならば、自動売買が向いてるかもしれません。

自動売買を始めるのはとても簡単で、そのようなソフトを取り扱ってる業者で口座を開くだけです。
有名なところではメタトレーダー4やミラートレーダーと言うチャートソフトが自動売買に対応しています。

EAやストラテジーと呼ばれる、自動売買専門のプログラムを稼働させることで、利用者はトレードの結果だけを見て、成績の判断を行います。
プログラムは何種類もあるので、成績の良いものを利用し、悪いものは取り替えます。
このようにして、トータルでの運用成績を安定させることを利用者は行うだけで良いのです。

裁量トレードがどうしても上手くできない人は、自動売買も試してみてはいかがでしょう。

photo by: bob

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2012年7月4日 | コメントは受け付けていません。 |

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自分流のカスタマイズ



ネットや書籍で得た手法やルールを自分で使ってみて、いろいろと分かることがあります。
例えば、15分足のチャートでは有効だが、5分足ではダマシが多くて使えないとか、1時間足だと長すぎてエントリーが少なくなるなど。
このように使いこなすことで、その手法やルールの特徴や問題点が見えてきます。

手法やスタイル、分析のやり方は、自分の生活習慣やトレードの癖などに合わせて変化させる必要があります。
システムトレードのように、変化させることが出来ないものは仕方ありませんが、裁量トレードで行なう場合は、ルールの変更は出来ます。
チャートの分析と言うのは、いろいろな関数を用いて数値の計算を行います。
その結果、方向性と動きを予測するものですから、絶対的なものではありません。
感覚的に合わないようでしたら、ルールの変更は行なうべきですし、手法そのものを見直さなくてはいけません。
自分が普段トレードを行う時間や通貨ペアに合わせてルールを修正してみましょう。

例えばイギリスの通過であるポンドはボラティリティも大きく、荒い値動きをします。
そのポンドとのペアでトレードを行う場合は、遊びを大きく取っておかないとすぐに損失も大きくなりますし、利益が出る前に損切りになってしまいます。
もし利用してるルールが、とても細かい動きを求めるものであれば、ポンドには使えません。
まず数値の変更から行うようにして、デモトレードでその数値の検証を行ないます。

このようにして、通貨にあわせたり、時間帯やトレードスタイルに応じたカスタマイズも行えるようになれば、
さまざまな状況で対応が出来るようになります。

photo by: Brett Jordan

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2012年6月20日 | コメントは受け付けていません。 |

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分析方法を理解しましょう



チャートの分析にはいろんな方法があって、どれを使ったらよいのか迷いますね。
ネットや書籍でも、手法やルールが沢山掲載されています。
結論から言うと、どれを使っても構いません。
完璧な手法やルールは存在しないので、確率的に勝てる可能性の高いものを利用することで充分です。
ただし、利用する人が手法やルールの内容をしっかりと理解しておくことが大切です。
単なるテクニックだけのルールでは、負けた時になぜ負けたのかという理由が分からないからです。
理由が分からなければ、次のトレードでも同じ負けをすることになってしまいます。
チャートを分析し、その結果でエントリーを行なう場合は、分析方法だけに頼るのではなく、なぜその分析を行なうのかと言う背景までしっかり理解して下さい。

基本的にはトレンドを見るトレンド系の分析ツールと、売り買いの加熱度を測るオシレーター系に分かれます。
この両者を上手く組み合わせてチャートを読み取るのが基本です。
高度な分析方法は沢山ありますが、あまりに複雑なものは分析が煩雑になりすぎてチャンスを逃すことになります。
出来ればシンプルで分かりやすいもので行なうのが良いでしょう。
それで飽き足らない場合は、徐々に分析を追加するのが良いと思います。
新しい分析方法やツールは毎日作られていますが、安易にそれらへ飛びつくのではなく、ひとつの方法をじっくりと使いこなしてからにしましょう。
最低でも三ヶ月は使ってみないと体得できません。

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2012年6月1日 | コメントは受け付けていません。 |

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