どんな通貨があるのか

 



世界中の国でさまざまな通貨が利用されています。
まずもっとも重要な通過はアメリカドルです。
ドルは世界中で利用されていますし、原油や金といった経済活動に必要な物資もドルで取引されています。
ですので、FXを行なう場合は、このドルを中心に考えていきます。

その次によく取引されるのがユーロです。
ドルとユーロだけで、FXの取引の大部分を占めていますから、FXを始める場合は、ドルとユーロの動きを良く見ておきましょう。
円は、基軸通貨の一つとして見られていますが、全体から見ると取引量は多くありません。
でも、日本人がFXを行なうときはやはり円を中心に考えます。普段なじみのあるものは、感覚的に理解しやすいからですね。
まずFXの初心者はドルと円のペアで行なうのが良いでしょう。それからユーロとドルです。

そのほかにも、スワップ派に人気のオーストラリアドルやトルコリラ、南アのランドなどがありますが、これらはデイトレードやスキャルピングには向いていません。
取引量が絶対的に少ないですし、値動きも荒く極端です。
レバレッジを下げてスワップ狙いだけであれば良いですが、高いレバレッジでの積極運用には適さないと理解しておきましょう。

業者によっては取り扱ってる通貨の数が40種、50種もありますが、それらはあまり意味がありません。
デイトレードやスイングでの利益を狙うなら、値動きが素直でテクニカル分析の通じる通貨ペアを利用するのが良いと思います。
やはり取引量の最も多いユーロドルがテクニカル分析には適しています。

ただし、日本時間はあまり荒くないので良いのですが、ニューヨークの取引時間帯やロンドン時間は大きな金額が流入するので、
値動きが荒くなります。その部分に注意しておきましょう。

photo by: nicolasnova

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2012年1月29日 | コメント/トラックバック(0) |

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通貨の交換で儲かるの



今、1ドルが100円だとします。
あなたは100万円をドルに交換しました。あなたの手元には1万ドルがありますね。
しばらくすると、1ドルが110円になったとします。
このとき、あなたは手元の1万ドルを売ると、110万円が手に入ります。
何もしなくても10万円の利益が出たわけです。
これがFXで利益が出る仕組みです。

ではもう一つ。
今、1ドルが100円だとします。
将来、ドルが下がると予測して、今度は”ドルを売りました”。
でもドルは持っていません。
でも、あなたは1万ドルを売って100万円を手にしています。
その後、ドルが下がって80円になりました。
この段階であなたはドルを買います。
12500ドルがあなたの手元に来ました。
ですが、あなたはもともとドルを持っていなかったのです。
そのドルは見かけ上のもので、実際は信用取引で行われています。
1万ドルを持ってる事として取引を行なっているのです。それが出来る理由は、あなたが証拠金を入金してるからです。
実際には1万ドルは無いけど、一部を入金することで、それより大きな金額を動かせるのです。
証拠金に対してどのくらいの金額まで動かせるのかを、”レバレッジ”と言います。
例えば10倍なら、証拠金の10倍の金額までは動かせる計算ですね。

先ほどの例で、あなたは12500ドルを手にしましたが、そのうちの1万ドルは証拠金のレバレッジで動かしたものです。
実際には持っていない金額ですので、あなたの取り分は、2500ドルと言うことになります。
その2500ドルを円に交換したら、20万円になります。
この20万円があなたの実際の利益です。

実はドルを買うときも、本来は証拠金だけで行なうので、100万円を準備する必要はありません。
レバレッジに応じた証拠金だけでよいので、もっと少ない金額で取引ができます。

これがFXで利益が出る理由です。

photo by: oskay

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2012年1月4日 | コメントは受け付けていません。 |

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