利益確定と損切り



エントリーする前に、投資家は利益と損失の予測を行なっています。
勝率が一定であれば、利益と損失の予測が分かっていると長期の利益を見ることが出来ます。
一回のトレードで得られる利益と、どのくらいの回数で負けが発生するかも経験から分かっています。

利益の幅と損失の幅が分かっていて、自分の資産がどのくらいずつ増えていくのかも計算で出せるのです。
ですから、投資家と言うのは無駄なトレードを行いません。
確実に勝てるときだけトレードを行い、勝負の行方が分からないときには手を出さないのです。
毎回の勝負がギャンブルで、利益も分からない、予測も出来ないのでは投資になりません。

どんなに勝率の高いルールでも、負ける時は必ずあります。
そのときに勝率の高さを頼んで、ストップを入れなければ大変です。
レバレッジのあるFXでは、損失は無限に拡大していきます。
必ず、エントリーのときはストップを入れるようにしましょう。
損切りは、絶対に必要なものです。エントリーした後でストップの位置を変えてはいけません。
負けは負けと割り切り、次のトレードに備えるべきです。
よく、負けそうになったらストップの位置を変える人がいます。
最初から深いストップを入れる理由があるのは構わないのですが、負けそうだからという理由で動かしてはいけません。
それは根拠の無いトレードになってしまうからです。

エントリーする前に、まけた場合の損失と、買った場合の利益をちゃんと計算しておきましょう。

photo by: 401(K) 2012

タグ

2012年8月5日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:Fxの投資マインド

投資マインド



投資の心理と言うものは、他の仕事とは違っている部分があります。
FXでも株式でも、金融商品での資産運用は確率論が支配してるので、その確立を黙々と追い続けていく作業となります。
よく、FXはギャンブルと比べられますが、それとは全く違います。
プロのギャンブラーは、勝つことよりも負けないことを優先しますが、それはFXでも同じです。
ですが、一般の人が行うギャンブルと、投資としてのFXでは精神、考え方が違うのです。
ギャンブルは、そのときだけの勝負ですし、負けたからと言って賭け事の範疇での負けに過ぎません。
しかし投資で負けることは、資産の減少につながります。負ける回数を極力減らし、損失を限定させることがFXには必要なのです。

一回一回のトレードに一喜一憂することなく、損失と利益を厳密に計算しつつ、トレードを行うことが求められます。
ですので、投資で必要な考え方と言うのは、負けることも前提として受け止めつつ、勝ち負けを事前に予測し、それと結果がずれた場合にどのように対処するかを決めておくことです。
これは裁量でも自動売買でも同じです。
直接、投資家がトレードを行うか、それとも機械に行なわせるかしか違いがありません。
投資家は毎回のトレードを行う前に、その結果について予測をしています。
買った場合も負けた場合も、利益と損失を最初に計算し、どちらが出ても次の行動を決めて置きます。
淡々と、結果にとらわれずに行動が出来るかどうかが投資家に必要なマインドと言えるでしょう。

photo by: shortformvideo

タグ

2012年7月18日 | コメントは受け付けていません。 |

カテゴリー:Fxの投資マインド

このページの先頭へ